現在、地域活性化に向けた動きが全国で活性化していますが、大人だけでなく地域の若者や学生の意見を取り入れて商品開発や観光客誘致を行っていこうという取り組みが全国で広がっていますよね。

若者の視点は時代をとらえるのに非常に重要ですし、産学官連携の一環として大学生がこうした動きに参画する流れもありますが、長崎県佐世保市では老舗和食店「いけ洲博多屋」の新メニューを大学生が考案したことが話題となっています。 いけ洲博多屋は創業90年の老舗で、人気は高いお店ですが敷居が高いと思われがちで、若いお客さんなども呼び込めるようなメニューが欲しいと佐世保商工会議所に相談したところ、佐世保商工会議所が長崎県立大学に協力を依頼。

アンケート調査や意見交換などを経て、新商品を開発しました。新開発されたのは「ハイブリッド海天丼」。刺身と天ぷらが乗ったどんぶりで、同時に海鮮丼と天丼が味わえます。

味もさることながら、最大の特徴はインパクト大のその見た目。

どんぶりからはみ出す刺身と天ぷらの構図は「インスタ映え」を狙って採用されました。学生証提示やSNSへの投稿で割引も受けられるということで、若者向けのメニューとなっていますが、もちろん誰が食べても満足のいくメニューとなっています。

現在、11月末までの提供となっているということなので、佐世保に住んでいる人はもちろん、佐世保に旅行などで訪れる予定のある人も、是非食べてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部