皆さん、NHK大河ドラマはお好きですか？毎年見ているという人も多いのではないでしょうか。

戦国時代や江戸時代など、かなり昔の歴史上の人物を描くことの多い大河ドラマですが、来年は日本マラソン界の発展に尽力した近代の偉人「金栗四三」が主人公となることが決定し、地元の熊本県玉名市では現在、金栗四三に関した様々な動きが進んでいます。 先日は記者会見も開き、その内容が話題となりました。

金栗四三は明治～昭和にかけて活躍したマラソン選手であり、教育者。日本人で初めてオリンピックに出場した選手の1人であり、箱根駅伝の開催に尽力したり、日本に高地トレーニングを導入したり、選手としても、指導者としても活躍した人物。

玉名市出身で、玉名市の名誉市民にもなっています。

以前から地元出身の偉人として金栗四三の功績をPRする取り組みなどを行ってきた玉名市ですが、来年の大河ドラマ「いだてん」の主人公が金栗四三となることが決まったことを受けて、PRの動きが本格化しています。

大河ドラマは例年地域の活性化に大きな影響を与えていますから気合も入りますよね。

そんな中、1月29日に玉名市が、ある記者会見を開催したのですが、その内容は「金栗四三」の名前の読み方について。これまで「四三」の読み方には「しそう」と「しぞう」の2種類があり、どちらが正しい呼び方なのかということは度々、議論されてきました。

今回大河ドラマになるということで名前の読み方も統一しようと、玉名市を含めゆかりのある自治体が協議し「しそう」で統一することに決定したのだそうです。

これから金栗四三に関する話題は増えてくると思いますし、伊奈さんも是非来年の大河ドラマと合わせて、玉名市についてもチェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部