（2018年3月21日に書かれたコラムです）

皆さん、宇宙はお好きですか？

子供から大人まで、宇宙にロマンを感じる人は多いと思います。最近では宇宙に関する研究もだいぶ進んでいますが、それでもまだまだわからないことも多く、私たちを魅了し続ける宇宙。

そんな宇宙に関して私たちの身近にあるものの1つにあるのが「月」ですが、そんな月の石を実際に見ることができる企画が岐阜県各務原市の「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」で3月から始まるということで、注目を集めています。 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は1996年にオープンした、国産の航空機や実験機、航空関連資料、宇宙開発関連資料などを収集、展示する博物館。

「航空機産業と飛行実験の街 各務原」をひろくPRし、地域の遺産を紹介するために作られ、航空機や宇宙と航空機に関する展示に関しては日本有数と評判の博物館です。

各務原の人気スポットとして県外からの来場者も多いこの博物館ですが、大幅リニューアルが行われることになり、2016年からは閉館中でした。

そしてそのリニューアル工事がようやく終わり、3月24日にリニューアルオープンを迎えることになり注目されているのですが、そのオープニングイベントとして、月の石と砂の特別展示するということが発表されたというわけです。

このオープニングイベントでは、アメリカのアポロ15号と16号が持ち帰った月の石2種類と、旧ソ連のルナ16号、20号、24号が採取した月の砂3種類がオープンから3月31日まで展示される予定とのこと。岐阜県内でこれらの展示がおこなわれることは初めてだそうです。

3月24日当日にはリニューアルオープンの記念式典が開催され、リニューアルオープンに合わせて名誉館長に就任する、宇宙飛行士の山崎直子さんの委嘱式と講演会も行われるなど、月の石と砂の展示と合わせて、多くの人と大きな注目を集めることになりそうです。

各務原の人や宇宙、航空機好きの人は是非訪れてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部