（2018年9月30日に書かれたコラムです）

宮城県からのニュースです。

最近交通マナーを無視した様々なニュースが報道されていますが、秋の交通安全運動に合わせて、9月25日、全国の小学校の通学路では違反車両の取り締まりが全国一斉に行われました。

宮城県内では、午前7時30分から小学校周辺の通学路47か所で取り締まりが行われ、なんと152人が摘発されました。 違反の中で最も多かったのは、通学の時間帯に一般車両の通行が禁止されるスクールゾーンの通行禁止違反。67人が検挙されました。次いで多かったのが、一時不停止の違反で34人が検挙されたそうです。

仙台市青葉区の国見小学校前の通学路で警察官16人が取り締まりを実施。この場所は、通学時間帯、路線バスや自転車などを除き、車の通行が禁止されていて、ドライバー19人が通行禁止違反で摘発されたそうです。

宮城県警によりますと、宮城県内では今年だけで147人の児童・生徒が登下校中に事故にあっています。

宮城県警仙台北警察署の門間博文交通課長は、「標識を見ないとルールも守れない状態ですので、これからはきちんと標識を見て安全運転に努めていただきたい」と話しています。

車の通行が禁止されている通学路に進入したうえ、事故まで起こされるなんて困った話です。この取り締まりをきっかけに、交通マナーを見直して、より安全なまちづくりに貢献していただきたいものです。何より子どもに怪我を及ぼすような行動だけは避けていただきたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部