（2018年9月30日に書かれたコラムです）

様々なスポーツイベントが開催されるこの季節。

9月29日30日、石川県七尾市和倉温泉運動公園テニスコートでは、「すしボウル」と呼ばれるジュニアテニスの国際大会が開催される予定でした。

台風24号の接近に伴い、開催された如何が不明、公式サイトもないため、事後の情報が不明なのですが。（石川県内に台風24号が接近したのは30日夜だったとのことなので、開催されたかもしれません）

ここではこの大会がどういうものかだけ紹介してみたいと思います。 この大会は13歳以下の男女シングルスで競われるもので、アジアを中心に海外の有望選手を招くことも決定しており、北陸のジュニア選手に大戦の機会が提供されるというものだそうです。

石川県内で昨年2月からテニスアカデミー「FFTA」を主催する元プロ選手の花井俊一郎さんと、現役プロコーチの渡部健介さんが企画しました。

「すしボウル」というユニークな呼称の理由としては、ジュニア大会最高峰のメトロポリア・オレンジボウル・インターナショナル・テニス・チャンピオンシップス（アメリカ）やバナナボウル（ブラジル）と呼ばれる国際大会があることにインスパイアされ、命名したそうです。

やはり石川県の沿岸部は水産業が盛ん＝魚やお寿司が美味しい、日本人のイメージは「寿司」という図式に乗っ取っているのでしょうか。名づけのセンスはともかくとして、インパクトのある名前だなあと思いました。

国際大会というものの、大会としてのサイトなどが見つけられず、大会の開催如何が不明ですが、ジュニア世代の選手の活躍の場として、この大会が継続され、発展し、「すしボウル」という名前が世界に通用する大会となればいいなあと思います。


 執筆：街コミNAVI編集部