（2019年3月22日に書かれたコラムです）

蕎麦の日本では大昔から愛されているソウルフードの一つ。蕎麦好きの方の中には蕎麦には一家言があると言う人も少なくないでしょう。

そんな中、今回、足利では「足利で蕎麦を語るフォーラム」が開催されたということで話題になっているんです。 このイベントのために足利のそば打ち愛好家の方が200人も集まり、各々も方々思う存分に蕎麦について語りあったり、蕎麦に関する講演を聞いたりして盛り上がりを見せたようですね。

中でも今回のこの足利でのイベントではイベント内で行われた企画である「アートそば打ちコンテスト」が目玉となったのだとか。

なんでもこのアートそば打ちコンテストというのは出場者が各々カラフルな衣装に身を包んで、食用色素などを使用したカラフルなそばを実際に打つという他では見られない企画になったそうですよ。

一見ユニークなだけの企画に思えますがそば打ちの技術というのはまさに芸術というべき繊細なものなので、出場者の方が披露するそば打ち技術は本格的なものなので、本気のそばに対する愛が垣間見えるような仕上がりになったのではないでしょうか？

そばというのは足利に限らず、日本の伝統的な食べ物というイメージが強く、こだわりがある人ほど変化を嫌うというイメージがありますが、実際にはそば好きの人たちによって新たなそばの方向性を探るようなイベントや企画がこのように活発に行われているのには驚きですね。

これをきっかけさらに足利ではそばを実際に打ってみたいというような人が増えるといいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部