日本で2月3日は節分の日として古くから様々な行事などが行われていますが、今回、呉ではそんな節分の時期に合わせて少し変わった行事が行われているということで話題となっているんです。

呉にある高尾神社では、開運を願うために境内に「お多福」の面が登場し注目を集めているのだそうですが、このお多福はなかなか特別なお多福になっていて、なんと大きさが高さ2.8メートル、幅が2.5メートルと特大サイズのお多福となっているんです。 これほど大きなお多福というのも呉のみならず全国的に見ても珍しいものですし、あまりの大きなにお多福の口の中をくぐり抜ける「お多福の通り抜け」ができるのも注目されているポイントなのでしょうね。

お多福は開運を祈願する縁起のいいものとしても知られていますから、そんなお多福の口の中を"通り抜ける"ということから遠方からも呉に訪れ、試験の合格祈願を行なっている人も大勢いるのだとか。

ちなみにこちらのお多福というのは"おかめ"とも呼ばれ、古くから福を呼び込む面相として親しまれてきたものですが、その歴史はかなり古くなんでも室町時代にはすでにその存在はあったのだとか。しかし、まさかそんなお多福が現在となっては人が通り抜けるほどの大きさとなって注目を集めるようになるとは当時の人は夢にも思わなかったのではないでしょうか？

そんな呉で注目のお多福のご利益を得るためにぜひ足を運んでみたいものですね。


 執筆：街コミNAVI編集部