日本全国には様々な特産品がありますが、広島県と聞いて思い浮かぶ特産の食料というと何でしょうか？海の幸が有名な広島ですが、やはりその中でもまず思い浮かぶのは牡蠣ではないでしょうか？

冬から春になっていくこの季節は真牡蠣も非常においしい季節。ということで、広島各地でも牡蠣が楽しまれ、牡蠣関連のイベントも催されています。

広島では、呉市の牡蠣生産者が1月15日に「牡蠣マルシェ」なるイベントを開催しました。 広島県内で一番早い牡蠣イベントという触れ込みで開催されたこのイベント、毎月第1、第3日曜日に広島港で開催されている市「ひろしまみなとマルシェ」の1月第3日曜日の特別コラボイベントとして開催されました。

ここ数年毎年開催しているこのイベントは、今年4回目を迎え、呉市の牡蠣生産者がとれたばかりで新鮮な旬を迎える牡蠣を対面で直接販売しました。

呉市音戸町のカキ生産者「ナバラ水産」が、焼きガキやカキフライ、むき身や殻付きカキなどを販売して、他のみなとマルシェの出店者の中にも、牡蠣を使ったメニューなどを用意する人もいたということで、多くの人が新鮮な牡蠣を味わい、賑わいを見せました。

こうした、直接生産者から直接農産物を仕入れたり、新鮮なものをすぐにその場で食べられるのはその地域に住んでいないと体験できないことですから、本当にうらやましいですよね。

呉は今、アニメ映画「この世界の片隅に」でも注目を集めている町ですし、牡蠣のシーズンのうちに呉を訪れてみたいなと思わされます。


 執筆：街コミNAVI編集部