（2020年2月13日に書かれたコラムです）

「酢」は私たちの食生活には欠かせない調味料の一つですが、半田ではそんな「酢」を取り扱った企画展が開催されているということで今話題となっているんです。

半田にある「ミツカンミュージアム」では江戸時代から昭和にかけての酢の入れ物の移り変わりを知ることができる企画展「酢っごい展 樽を知る」が開催され、多くの人が足を運んでいるのだとか。 この半田での企画展では120年間、酢を作るために使われた樽や昭和の時代から使われ始めた壺といった普段みることのできない貴重な酢の容器が展示されているのだそうです。

古くから日本では親しまれてきた酢ですが、実際にはどのように作られているのかを知っているという人はそれほど多くはないのではないでしょうか？

古くは樽で酢を作っていたということに驚きを隠せないという人は多いでしょう。時代とともにそうした酢の製法も変わり、それが容器の移り変わりを見ることで知ることができるということなんですね。

この半田にあるミツカンミュージアムではカラクリ模型を使ったクイズなどもあり、酢の容器の移り変わりを楽しみながら学ぶこともできるようになっているだそうです。

酢のではなく酢の容器を知ることで酢の歴史を知ることができるなんて貴重な経験はなかなかできるものではないでしょう。

気になる方はぜひ半田での一風変わった酢の企画展「酢っごい展 樽を知る」に足を運んでみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部