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2020.03.01.

高槻の歴史を再確認「たかつき・いばらき歴史遺産カード」


(2019年11月30日に書かれたコラムです)

戦国時代には全国各地に大名が配置され、まさに群雄割拠の時代でしたが、その中でも大きな勢力を誇っていたひとつが高槻城でした。

かつては入江氏の居城でしたが、織田信長に滅ぼされ、その後和田惟正が治め、その後に城主として治めたのが高山友照・右近親子でした。高山右近はキリシタン大名としてもお馴染みですね。
情報元ソース:産経ニュース たかつき・いばらき歴史遺産カード第2弾配布
https://www.sankei.com/west/news/191126/wst1911260005-n1.html
高槻城は北摂唯一の城郭として、周辺は交通の要所としても栄えていましたが、大坂夏の陣の後は江戸幕府による改築が行われ、明治7年には破却され、東海道線の建設の際には、解体された城郭の資材が使用されたそうです。

現在高槻城跡の一角には、高槻市立しろあと歴史館が立てられています。その名の通り、かつては天守閣を擁し、反映した高槻城にまつわる資料が数多く展示されています。

そんな高槻市立しろあと歴史館と茨木市立文化財資料館が、両市が保管する文化財などの写真と解説文をつけた「たかつき・いばらき歴史遺産カード」9種類の無料配布を始めました。

市域を越えて観光客に回遊してもらうのが狙いで、昨年度も別のデザイン11種類が配布され、人気を集めたことから、第2弾として実施されました。

昨年度は11種類で計2万2千枚が用意されました。

高槻市では今回は、寺内町として栄えた富田地区の教行寺や三輪神社、しろあと歴史館で保管している刀、城跡公演にある戦国武将・高山右近の銅像が紹介されています。

配布は来年3月まで。高槻市立しろあと歴史館と茨木市立文化財資料館で配布されています。

こういったアイテムは歴史ファンのみならず、コレクターにもたまらないアイテムではないでしょうか。この機会にぜひ歴史に触れつつ、カードを入手してみてはいかがでしょうか。


 執筆:街コミNAVI編集部