世間では少子高齢化といったことが問題となっていますが、高齢化が進むと問題になるのが気軽に買い物にも出かけられないといった状況に陥ったりすることもその一つ。

酒田ではそういった問題を解消するべく、酒田と「無印良品」が共同で取り組む「酒田プロジェクト」の第一弾として無印良品が軽トラックで移動販売をするという活動が本格始動するということで注目を集めているんです。 高齢の方の中にはなかなか気軽に買い物にもでかけられないといったケースも少なくなく、そういった時に助かるのが店舗の方からこちらにやってきてくれる"移動販売"でしょう。

今回の酒田でのプロジェクトは無印良品と酒田が「地域発展を目指すパートナーシップ協定」を締結したことによる取り組みなんだそうで、酒田にある4つの地区を対象に週に3日、軽トラックで日用品といったものを移動販売するのだとか。

日常生活を行なっていく上で、 日用品といったものの買い物はなくてはならないものです。インターネットを利用したネット販売といった方法もありますが、そうしたサービスを利用しにくいシニアの方にとってはこうした移動販売という形がわかりやすく、そして利用しやすい最適なサービスということなのでしょう。

こうした活動が酒田だけでなく全国的にも広がっていけば、地域の問題を解決する糸口となるのかもしれませんね。

こうしたシンプルながら利用しやすい"移動販売"に今注目が集まっているようです。

（2020年6月16日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部