日本には季節があり、現在はとにかく寒い日が続く季節となってきていますが、季節があるおかげで、私たちは様々な食べ物を食べることができますよね。

それぞれの食べ物に旬がありますが、冬に旬となる食べ物の代表格の一つに、「牡蠣」がありますよね。

海の町などでは名物として親しまれていることも多いかきですが、山形県酒田市では市内のNPO法人が新たな牡蠣小屋をオープンさせたことが話題になっています。 NPO法人・みなと研究会は庄内沿岸で10年以上藻場の再生にに取り組んできた団体で、地域社会への貢献活動なども行っている団体です。

新しくオープンした店の名前は「かき小屋・酒田港」

みなと研究会では数年前から牡蠣小屋で牡蠣を販売し、その牡蠣の殻を砕いて、土壌改良剤として地域の農家に販売するなどしていて、そうした循環型社会推進の活動につなげていくため今回の施設を新たにオープンさせました。

みなと研究会の代表の守屋さんが自身の所有する平屋倉庫を改装して作った小屋にオープンさせたこのお店の特徴は、年中牡蠣が食べられるということ。

酒田市をはじめとする庄内の牡蠣のシーズンは夏場がメインということですが、それ以外の時期も他の地方から生牡蠣を仕入れて食べられるようにするのだそうです。

食べることで地域のNPO活動に参加することもでき、循環型社会の実践にも一役買うことができるという素敵な取り組みとなっているので、酒田市の人は是非一度訪れてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部