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2017.06.13.

酒田まつりの『おいらん道中』


酒田市で400年以上続く「酒田まつり」が先月開催され、昨年復活した「おいらん道中」が華を添えました。

どうして…おいらんなのか?と言うと、江戸時代、北前船交易で栄えた酒田には、全国から集まる商人や船乗りをもてなす華やかな花街があり、賑わっていたからだそうです。
情報元ソース:時事ドットコム おいらん道中復活で祭りを盛り上げ=山形県酒田市〔地域〕
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017052500416&g=soc
酒田まつりの「おいらん道中」は10年ほど前に途絶え、貴重な花柳文化や着付け技術が継承されなくなる危機にあったことから、市内の美容師有志により、昨年復活しました。

今年は公募で選ばれた酒田市在住の女子大生が、実際に酒田に実在したおいらん「玉蘭」を演じました。勇壮な山車行列に続き、助六や禿、傘持ちたちを伴い、あでやかな姿で一行が練り歩くと、沿道の観光客から大きな歓声があがりました。

もともと「酒田まつり」は、日枝神社の例大祭が起源となっていて、慶長14年(1609年)の創始から一度も欠かすことなく続いてきているそうです。太平洋戦争中や1976年に大火が起こった際も途切れることなく、酒田の人々の心意気を示してきたそうです。

それだけ由緒ある祭りのおいらん道中の技術が失われるのは、確かに惜しい以外の何物ではないですよね。こういう文化継承が有志を発端に起こるのは素晴らしいことだと思います。

また戦火や大火によって中断されることもなかったというのも、酒田の人々の祭りに対する畏怖の念が伝わって来て、信心を感じます。

各地のお祭りも「酒田まつり」のように、人々に愛され継承され続けていくことを願ってやみません。


 執筆:街コミNAVI編集部