誰しもが幼いころは絵本を楽しんでいたことがあるのではないかと思いますが、中には子どもころから今でも続く名作なんか多いのでしょうか？

姫路にある姫路文学館ではそんな絵本の中でも多くの人に親しまれてきた「ねずみくんのチョッキ」に関する作品や資料などが展示される「ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界」が開催されているとううことでニュースとなっているんです。 ねずみくんのチョッキシリーズといえば1974年に刊行されて以来現在37巻まで続いている人気の絵本シリーズとして姫路だけでなく多くの人に愛されている絵本ですので子どもの頃に実際に読んでいたという人は多いのではないかと思います。

今回の姫路での展示ではそんなねずみくんのチョッキの原画やスケッチといった資料が180点も展示されているそうでこの人気の絵本がどのようにして生まれたのかということを知ることができるかもしれません。

これほど長く続くシリーズですのでもしかすると子どものころに読んだことがあり、さらには大人になってから自分の子どもに同じ絵本をプレゼントしたことがあるなんて人もいるのではないでしょうか？

時代を感じさせず、いつでも誰でも楽しめるのが絵本の魅力。

特にねずみくんのチョッキシリーズは子どもむけ絵本でありながら考えさせられるテーマもあったりと大人になっても楽しめるものなので、これを機会に姫路での展示に足を運んでこの人気絵本の魅力についてさらに知ってみてはいかがでしょうか？

（2021年6月23日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部