美味しく焼売が食べられるといえばやはり多くの人が連想する崎陽軒の「シウマイ弁当」は外せないところでしょう。そんな崎陽軒の創業者である野並さんは実は鹿沼出身だったそうです。

鹿沼ではそんな野並さんの出身地ということもあり、今回焼売を使った町おこしの一環ということでなんと焼売を石像にした「シウマイ像」が設置されたということで注目を集めているんです。 まさか焼売の石像が街中に登場するなんて思わず目を疑ってしまうかのような光景ですが、鹿沼では今後は「かぬまシウマイ」を推した町おこしのPRを行っていくのだそうです。

ちなみになぜこちらでは"焼売"ではなく"シウマイ"と呼ぶのかというと、なんでも今回のシウマイ像の設置のきっかけと野並さんは焼売のことを呼ぶ時に少しなまって"シウマイ"となっていたとううエピソードから来ているのだとか。

そんなちょっとした変化ではありますが、今では焼売のことをシウマイと呼ぶ人も多いのではないでしょうか？

しかも鹿沼で推しているのは"シウマイ"ですから、PR活動が順調にいけば今後は焼売をシウマイと呼ぶ人はどんどん増えていくことになりそうですね。

今回、設置された一風変わったシウマイ像の大きさは高さは90センチに奥行きは2メートル以上もあるという存在感ばっちりのものになっているそうです。

機会があればぜひこの鹿沼でしか見られない"シウマイ像"を一度実際に見てみたいものです。

（2021年9月24日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部