地方活性化に向けて全国の自治体が動いている現在。

「香川県といえば、うどん県」に代表されるように、強烈に何か1つのイメージを押し出すのは非常にインパクトが強くて印象にも残りやすいですから、そうしたしつこいまでに一貫して1つの特産品などをプッシュする戦略をとる自治体も増えてきていますね。

ちなみに、栃木県鹿沼市もその1つで、鹿沼市では「いちご市」を標榜して、とにかくイチゴを前面に出したPR戦略を行っていることで話題となっています。 そんな鹿沼市で市役所の入り口前に、いちごのちょうちんで飾り付けられたやぐらが設置され、話題となっています。

日本一のイチゴ生産量をほこる栃木県の中でもトップクラスの生産量を誇る鹿沼市では、1年ほど前に「いちご市」宣言を出し、イチゴを使ったPR戦略を進めています。

今回のやぐらは10月7、8日に開催される「鹿沼秋祭り」をPRするために設置されたもので、ジャングルジムのような立方体のやぐらに、これでもかというほどの数のイチゴちょうちんが飾り付けられています。

鹿沼秋祭りはメインイベントとなる「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に昨年登録されてから初めての開催となるということで、来場者も多く見込まれるので、ここで祭りとともにいちご市のPRも行い、移住促進にもつなげていきたいと意気込んでいるとのこと。

皆さんも是非いちご、そして鹿沼秋祭りを楽しみに、鹿沼市に訪れてみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部