日本の歴史を扱った作品では多く眼にする存在である「足軽」といえば大名の末端を担ったとされる歩兵として知られていますが、彦根ではそんな足軽に焦点を当てたユニークな企画展が開催されるということで注目が集まりニュースとなっているようです。

今回の企画展が開催されるのは彦根にある彦根城博物館で、「彦根藩の足軽ー歩兵たちの近世」というもの。

通常であればスポットの当たりにくい存在である足軽をテーマにした企画展というユニークな企画展ということもあって気になる人も多いのではないでしょうか？

今回の企画展では彦根藩の井伊家で召抱えられていたという1000人もの足軽に焦点を当てたものになっているというわけなんですね。

彦根でもこうした足軽を扱った企画展というのは初めてなんだそうですが、1000人もの人数がいた足軽というのは歴史を知る上で重要な存在であることは間違いないはずなのに意外に足軽に焦点を当てられたことがないというのもこれまた意外なことなのかもしれませんね。

企画展では当時どのような形で足軽たちが活躍していたのがわかるようになっていて、中でもユニークなのが当時に作成された足軽の能力などを記録した"成績表"でしょう。

なんでも三段階評価で評価されていたそうですが、当時もそういった成績表なんてものがあったということに驚きを感じる人も多いのではないでしょうか？

そのほかにも足軽が残した絵画作品といったものあるそうで、今回の企画展は今までのイメージとは異なる足軽を知るにはいい機会になりそうです。

こちらの記事は7月31日に書かれたものです


 執筆：街コミNAVI編集部