甲府のとうもろこし畑では、6月16日頃、ブランド認定を受けているとうもろこし、「ドルチェドリーム」の出荷が始まりました。

甲府市にある「JA山梨みらい」の共選所には、生産者が16日の朝に収穫したものを、トラックで次々と運び込み、約1500kgを各地の直売場などに出荷されたそうです。 “とうもろこしと言えば北海道”というイメージがあり、山梨の甲府で美味しいとうもろこしが収穫されているということを、知らない人も多いのではないでしょうか？

2017年から栽培が開始された、新品種のドルチェドリームは、とうもろこしの中でも綺麗な黄色と白色のバイカラーが特徴となっています。

これまで、とうもろこしは「おいしい品種はサイズが小さい」と言われてきましたが、ドルチェドリームは粒が大きいだけでなく、食感が柔らかいため、これまでになかった新しいとうもろこしとして、人気となり、愛される品種となりました。

また、18度近い糖度を持つフルーティーな味わいが特徴で、粒の皮が柔らかく、風味のある果汁が多い為、「濃厚なジュースのような美味しさ」と例えられることもあるようです。

自然豊かな山梨の地で育てられたドルチェドリームは、皮付きのまま、電子レンジ（600wで5分加熱）で調理するのがオススメの食べ方なんだとか。

とうもろこしはヒゲも食べることができ、新鮮な白いヒゲはスープに入れたり、揚げ物にしていただくこともできます。 また、皮やヒゲは乾燥させて煎ることで、お茶として飲むこともできるそうです。

まるでスイーツのように甘く柔かなとうもろこし、山梨県・甲府の「ドルチェドリーム」。 ネットショップなどでも気軽に購入できるので、美味しいとうもろこしが食べたくなった時には、一度注文してみてはいかがでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部