島田市の山あいにある大代地区に、藁や竹などを使って作られる、「ジャンボ干支」が展示されているのをご存知でしょうか。

静岡県の島田市民では誰もが知っている「ジャンボ干支」は、島田市大代地区の地域活性化のため活動する「王子田会（おおじだかい）」のメンバーによって製作されています。 藁や竹などの材料を巧みに活用し、リアルな質感で組み立てられる「ジャンボ干支」は毎年大人気で、期間中は約7万人もの人が訪れるそうです。 一緒に写真撮影をする人はもちろん、年賀状のデザインに使用するという人もおり、展示期間には多くの人で賑わいます。

今回の「ジャンボ干支」は、2024年の干支にちなんだ、迫力のある「辰」が展示されました。

幅は10メートル、胴体の長さは伸ばすと28メートルもある本格的な作品となっています。 作品に使用された藁は、なんと、軽トラック5台分というから驚きですよね。

製作に携わる「王子田会」メンバーの神谷敏昭さん（69）は「使った稲わらは従来の3倍。大きくした分、近年で一番良いできになった。」と語られています。

開催期間は令和5年12月3日(土)～2月末日終了となっています。 夜間はライトアップも行われるということなので、昼間とは違った辰の幻想的な姿を見ることができそうですね。

展示場所は島田市大代1898－1、最寄駅は「金谷駅」となっています。 無料駐車場が約30台分完備されているので、車で訪れることも可能です。

2月末まで展示されているので、大迫力の「辰」を観に、出掛けてみてはいかがでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部