宮城と言えば、まだまだ『東日本大震災』の影響がありますが 復活の兆しを見せている現場も増えているそうで

昨今は、宮城県の気仙沼港を基地とする マグロやカツオなどの遠洋・近海漁船の新規就労乗組員が急増しているそうです。 長年、後継者不足が深刻でしたが 大震災の後にインターネットでPRを強化したところ 10代、20代の若者を中心に65人が新規で就業しました。

もしかすると、震災以前よりも新規終業者は多いのかもしれませんね。

宮城県の気仙沼港の漁船所有会社による協会では 漁船員募集のために発信しているブログを更新しているそうで およそ1年に及ぶ航海で奮闘する若者の奮闘を伝えながら エールを送り続けています。

宮城県気仙沼市が注目されている今こそPRに動こうと、2012年2月にブログを開設。

乗組員の知られざる生活がよくわかると スマートフォンの普及を追い風に、アクセスが急増し 新人乗組員の居住地は、宮城をはじめ23都道府県に及びました。

注目が集まると、地域紙も新規乗組員を紹介するコーナーを開設したり 宮城の地元団体が「海と生きる」と書かれたTシャツを新人漁船員に贈呈されるなど 多くの団体を巻き込んでいく結果となっているそうです。

かつて数パーセントだった新規乗組員の定着率は 震災後、57パーセントまで上昇。

インターネットが普及しているこの時代 全国に情報を発信する事が出来るツールを活かせば 今後、様々な分野の人手不足が解消されるかもしれません。


 執筆：街コミNAVI編集部