先日、宮城交通のバスがSAに突っ込み、トラックと衝突。 運転手と乗客1人が死亡した事故が起こりました。

この運転手は、車内でどのような状況だったのか？

どうやらハンドルにうつぶせになり、気を失っていたようですが 寝ていたのか、それとも心臓麻痺のようなものだったのか… 状況として宮城交通に所属するこの運転手は 11連勤中だったようで、2月の休みも3日しか取れなかったみたいです。

これはさすがにキツいですよね。 法律的には14日に1日休めばOKだそうで、違法性はないようです。

しかし、一般常識的には 週に1～2日の休みは必要なように感じます。

ですが、現実は運転手の慢性的な人手不足によって 繁忙期は休みが取り辛いというのが現状のようです。

では、何故運転手不足なのか？ それは給料が安いからでしょう。 ※この運転手も走って少しでも給料をアップさせたかったようです。年収で400万円程度が限界みたいです。

じゃぁなんで安いのか？ 消費者は、ハイウェイバスは「新幹線より安くて済む乗り物」といった 位置付けから、各バス会社では価格競争が起きており

これが結局は、安全性の低下を生んでいるのだと思われます。

さて、そんな今回の事故ですが

同乗していて、死亡された乗客の遺族の方が インタビューに答えていました。

その中で、なんと 宮城交通の上層部は、当初、遺族と話した際に その被害者の名前すら把握していなかったようです。

こんなので、誠意ある対応なんて取っているワケないですよね。 っていうか終わってるわマジ。

遺族と話しているのに、の被害者の名前すら把握してないって 頭がおかしいとしか思えません。

まともな人は、このようなバス会社に命を預ける事は 止めた方がいいかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部