今、世間では「立夏」の時期を迎え 日本の各地で様々な催しが行われているのではないでしょうか？

「立夏」というとわかりづらいかもしれませんが こいのぼりの季節というとどなたでも馴染みがあるのでないかと思います。

そんな中、高槻でも「立夏」の日を迎え、こいのぼりに関する催しが開催されたという事で 多くの人の注目を集めたのではないかと思います。 高槻にある芥川桜堤公園では、「立夏」の日には毎年恒例のこいのぼりが上がります。

しかし、この高槻のこいのぼりは通常のこいのぼりとは違い 高槻の空を泳ぐこいのぼりの数は驚きの1,000匹にもなるのだそうです。

こいのぼりといえば、各家庭で「立夏」である5月5日にあげるものですが その数は3〜5匹ほどがほとんどなのではないかと思います。

さらに、近年では様々な事情によりこいのぼりをあげるという家庭は少なくなり こいのぼり自体を見る事が少なくなってきているのではないかと思います。

そんなこいのぼりが一斉に1,000匹も空を泳ぐ様子は なかなか見られるものではないのではないでしょうか？

しかし、このたくさんのこいのぼりは一体どこから集められたものなのでしょうね。

恐らくは、こいのぼりを持っているがあげる事ができなくなった方などによる寄贈のものが 多いのではないかと思いますが、そんな出番の少なくなったこいのぼりが多くの人に 見てもらえる機会があるという事は、こいのぼりの文化を忘れないためにも 大事なことなのかもしれません。


 執筆：街コミNAVI編集部