日本の各地には様々な伝統芸能や風習があり その形態や様子などは時代ともに変化していっていることはご存知でしょうか？

彦根でもそんな日本の伝統芸能に関する催しが 開催されたということで多くの人の注目を集めたそうです。 今回、彦根で開催となったのは「YOSAKOIソーラン日本海 彦根三十五万石大会」 と呼ばれるものだそうで、数多くの他の府や県から過去最多ともいえるチームが 参加し、その参加者数は3,000人を超えたそうです。

この彦根で大会が催された「YOSAKOI」ですが、みなさんが良く知っている伝統芸能として 昔から伝わる踊りである「よさこい」とは少し異なるものとなっていることをご存知でしょうか？

元々のよさこいは「夜さり来い」つまり「夜にいらっしゃい」というもの 語源とする芸能で、様々地域でこのよさこいに関する祭り行事が行われています。

しかし、今回彦根で開催の「YOSAKOI」というのはその「よさこい」が発展・進化した ものらしく、様々な地域の地元の伝統民謡、ご当地ソングをアレンジした曲を使用したり 衣装などもオリジナルのものを自ら工夫を凝らして製作するといった 元々のよさこいとは大きく異なる部分があるのだそうです。

伝統芸能というのは時代とともに変化しその姿を変えていくことも 重要な事なのではないかと思います。

今回の「YOSAKOI」というのもそんな変化の過程にある 伝統芸能の一つなのかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部