2016.07.10.
久喜の医療を考えるシンポジウム
日本が抱えるたくさんの社会問題の中でも、特に問題となっているものの一つが 医療関連の問題ですね。
高齢者の増加や医療従事者の減少など日本全体として抱えている問題も多いですが 地域ごとにも抱えている問題やその大きさというのはそれぞれです。
そんな中、久喜市では地域の医療問題について考えるシンポジウムが 市民団体「久喜地域の医療を考える会」によって開催。
情報元ソース:埼玉新聞
病院の譲渡や機能移転…久喜の医療考えるシンポ 市民240人が参加
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00010000-saitama-l11
久喜市では、久喜総合病院が経営不振によって経営譲渡されたり、済生会栗橋病院の
一部機能が移転されたりと、最近医療関連の大きなニュースが相次いでいました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00010000-saitama-l11
久喜地域の医療を考える会は、2月に「久喜市の医療を考えるつどい」を開催して以来 三度の世話人会を経て、正式に発足したばかりの市民団体。
その第一弾の企画として今回のシンポジウムが開催されました。 第一部では、会の世話人の1人でもある本田宏医師による地域医療についての学習講演が 行われ、第二部では、「地域医療を守る市民の声」として、家族が救急車で運ばれた 経験を持つ市民と、病院誘致に参加した市民や久喜市議が参加してのシンポジウムが 行われました。
第一部では医療と政治の関係などの生々しい話も出てきて、第2部では純粋に自身や 家族の身を案じる市民感情がよくわかる会となっていました。継続的にシンポジウムは 開催されるようですし、栗橋病院の移転については久喜市議会でも撤回を求める決議が されているということで、こうした市民の思いが伝わるのか、気になるところです。
執筆:街コミNAVI編集部