大盛り上がりを見せたリオオリンピックもついに閉幕しましたね。

たくさんの金メダルに沸いた今回のオリンピックでしたが、岐阜県各務原市にある水族館では 金色の魚が展示されて話題を集めています。 その魚とは、務原市の世界淡水魚園水族館「アクア・トトぎふ」で、展示されているのはんと 金色のナマズなのです。

展示されているのは数年前に県内の河川で見つかり、寄贈されたナマズで、遺伝子の変異で 色素が抜けたと考えられています。実は同様の金色ナマズの事例はほかにもあり、中国の長江でも 釣り上げられたことがあるんだとか。

もちろん金色のナマズは珍しく、100万匹に1匹とも言われ、自然界で変わった色の生き物は 敵に見つかりやすいため、ここまで成長するケースも少ないのだそうです。

ちなみに外来種であるアメリカナマズも黄色～金色っぽい色をしていて、金のナマズと 勘違いする人もいるそうですが、こちらは基本がこの色で、珍しいものではありません。

アクア・トトぎふでは、年中行事や季節などをイメージしたテーマ水槽を設けていて 今年度、第5弾となる今回のテーマは“金メダル・銀メダル・銅メダル”。

金色に輝く黄金ナマズのほかにも、水槽には銀、銅色の淡水魚も一緒に展示され オリンピックムードを演出しました。オリンピックは閉幕しましたが、この展示は9/4まで 開催中ということなので、各務原の地元の人も、各務原までは少し距離のある人も 誰かと一緒に見に行けば、盛り上がること間違いなしです。


 執筆：街コミNAVI編集部