今年も熊本大地震が起こってしまい、更なる自然の猛威が私たちを襲っています。 関東地方でも近い将来大地震が起こる可能性が非常に高いともいわれていますし、災害時の備え については万全を期していかなければなりません。

各自治体単位での災害への備えももちろん大事ですが、近くの自治体が手を取り合いながら 協力することも必要です。

関東地方の首都圏では複数の都県市からなる九都県市首脳会議が組織されていますが 九都県市首脳会議が合同で行う「第37回 9都県市合同防災訓練」が8月末に行われました。

埼玉県ではふじみ野市が会場に指定されていて、ふじみ野市内各地でふじみ野市総合防災訓練が開催。 消防や警察、自衛隊、医療機関など115団体もの関係者やふじみ野市民が参加したそうです。

現在、九都県市の地域に住んでいる人の数は、日本の総人口の約4分の1に当たる約3,600万人。 都市部には政治・経済などの中枢機能も集積しているため、地震による被害の影響が懸念される ことから、地震による被害を最小限に食い止めるため、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県 横浜市、川崎市の6都県市は、昭和55年に初めての合同防災訓練を実施しました。

その後、千葉市、さいたま市、相模原市が加わり、現在は九都県市で8月30日から9月5日の 防災週間を考慮した適切な日に合同で防災訓練を実施しているんだそう。

訓練は、東京湾北部を震源とするマグニチュード7・3の地震が発生、ふじみ野市内でも最大震度6弱の揺れを観測し、県南東部を中心に甚大な被害が出たことを想定市て行われました。

20111年の震災の時は何とか持ちこたえましたが、首都圏が壊滅状態になったら本当に大変なことに なるでしょうから、備えは万全にしておきたいですね。

もちろん、関東に限らず、災害への備えは万全にしておきましょう。


 執筆：街コミNAVI編集部