切り絵をしたことはありますか？小さなころはやったけど、大人になってからはやっていないという 人もいると思いますが、日本には切り絵愛好家も多く、切り絵作家として活躍するアーティストも 多いのです。

アーティストの作品などは本当にクオリティが高く、テレビで切り絵の作品が紹介されたり 作品展を見に行ったりすると「これは本当に紙を切って作っているのか」とうならされてしまいます。

先日、そんな切り絵アーティスト・福井利佐さんのワークショップが島田市で開催されました。 9月に島田市博物館で開催された「キッズ美術展 in しまだ」というイベントの一環で行われた このワークショップ。

9月28・29日の2日間で島田市の4つの小学校で開講され、市内の小学生たちが参加しました。

福井さんは静岡県出身の切り絵作家で、多くの個展を開き、多くのアートワークを手掛け 作品集も出版されるほどの作家さん。非常に細かく切り出された作品はとても切り絵とは思えない 完成度です。

ワークショップでは島田市の巨大な地図に下書きを書き、それを生徒みんなに切り分けて切り絵を 行いました。2日目のワークショップでは、熱中しすぎて時間内に作品が作り切れず、後日まで 作業を続けた子供たちもいたそうで、大盛況だったようです。

全国区で活躍する地元の作家さんがこうして地元の子どもたちのためにワークショップを開催する というのはとてもいいことですよね。地方ならばなおさらです。

これからもこうしたワークショップなどの活動が広まるといいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部