北海道帯広に天井も壁もないホテルが登場し、話題となっているそうです。

帯広市にある環境技術研究施設「メムメドウズ」に大自然一体型宿泊施設「MEMU EARTH HOTEL」と 題して登場したこの施設。その中で1室だけ、大草原のど真中にベットだけ設置されているという 斬新なスタイルの部屋が用意されているとのことです。 ちなみに、メムメドウズとは、地球が再生出来る範囲内の資源消費での心豊かな住生活の 実現に向けた研究・議論・実証・学習を行うための施設です。

競馬ファンの間ではおなじみの「大樹ファーム」という帯広の広大な牧地の跡地を利用して作られ トレーニング場や厩舎を改修し、施設が作られております。

満天の星空を眺めながら眠りにつけば、都会の疲弊した消費生活を忘れ、暮らしの中で本当に 大切なことは何か、感じることができそうです。更になんとこのベッドには耐水性に優れた アウトドア用のベッドが使用されているとので、雨天時にも対応できるとのこと。

代替施設も用意されているとのことですので、もしもの場合も安心です。

夕食は焚き火などを利用したアウトドア料理が用意され、宿泊客も調理に参加するシステムと なっています。ネイチャーディナーと呼ばれるこのシステムは、十勝・帯広の食材を中心とした メニューが用意され、舌でも帯広の大自然を感じることができそうです。

この施設には他にも、大型テントによるキャンプ体験ができるプランや、シモンズ製キングベッドの 置かれた特別仕様のテントに泊まれるプレミアムプランなどが用意されているとのこと。

初秋の北海道を全身で味わうことが出来そうです。


 執筆：街コミNAVI編集部