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2016.11.18.

津山の高校がニシキゴイを繁殖させ販売


最近は、商業高校などの高校に通う学生たちが商品開発に携わったり、自分たちで商品を 販売したり、株式会社を設立したり…といった活躍が目立つようになってきていますね。

これからを担う高校生たちがこうした活動をしていくのは非常に頼もしいですし、その過程で 地域の活性化につながる活動を行う生徒たちも多く、地域としても好意的にとらえていることが 多いように感じます。

岡山県津山市では、地元商業高校の生徒たちがニシキゴイの仕入れから販売までを行う 取り組みが行われているのだそうです。
情報元ソース:山陽新聞デジタル 岡山・津山商高生が養殖ニシキゴイ販売 5、6日の鏡野「味覚祭」で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00010000-sanyo-l33
この活動に取り組むのは津山商業高校の生徒たち。校内の使わなくなったプールでニシキゴイを 養殖し、毎年岡山県鏡野町で開かれるイベント「秋の味覚祭」で販売するのが毎年恒例の 活動となっていて、今年は地域ビジネス科3年生の授業「商品開発」を選択する51人が参加し 11月5、6日の2日間開催された秋の味覚祭でコイを販売しました。

津山商業高校では、2005年にニシキゴイ新潟県山古志村(現長岡市)の業者から親ゴイを 格安で譲り受けたのをきっかけに、校内で養殖から販売まで手掛ける事業をスタートし 会社運営という形態で、学びの機会としています。

例年は校内でふ化した稚魚を育てて販売していますが、今年はうまくふ化させることができず 付加したての稚魚を業者から買い取って育てたのだそう。

こうした実際に販売したりといった教育は、商業高校にかぎらず取り入れてもいいのでは ないでしょうか。ニシキゴイは相場の半値以下で販売されたということで、毎年60~70万円の 売り上げがあるそうで、今年も大好評だったようです。


 執筆:街コミNAVI編集部