ホーム TOP > フォルダ 都道府県 > フォルダ 北海道 > フォルダ 釧路

2016.12.18.

釧路のタンチョウヅル


12月6日、国の特別天然記念物に指定されている「タンチョウ」の生息状況を調べる 北海道の一斉調査が、釧路地域を中心に道内226か所で実施されました。

「タンチョウ」とは「タンチョウヅル」のことで、その美しさから日本や中国では古来から 親しまれている鳥です。尾羽は白、光彩と脚は黒、嘴は黄色っぽい黒。日本では折り鶴 千円札、昔話でおなじみで、鶴=タンチョウヅルと捉えられているようです。

アイヌ語では「サロルンカムイ(葦原の神)」と呼ばれ、1964年に北海道の道鳥に指定されて います。

この「タンチョウ」生息状況の一斉調査は、1952年から始まり、1989年から年2回行われて いて、釧路湿原などでは定期的に給餌なども行われているとのことです。
情報元ソース:毎日新聞 <釧路地域>タンチョウ調査開始 増えすぎで給餌終了も検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161207-00000017-mai-soci
元々は本州などにも生息していたようですが、近年は釧路湿原に生息が集中しているようです。

今年1月の調査では1,320羽の生息が確認され、過去最高の生息数だそうです。 「葦原の神」と呼ばれる一方、農作物を荒らす害鳥とみなされることもあるようで、環境省は 生息域の集中による農業被害の拡大を防ぐため、給餌の終了も検討しているそうです。

そもそも釧路周辺にタンチョウヅルが飛来してきたのも、本州での住処を追われたため。 それを「害鳥」とみなしてしまうのも、人間の勝手のような気もしますね。

今回の調査日、釧路周辺では、小学生や日本野鳥の会のみなさんが双眼鏡やカウンターを 使いながら、タンチョウヅルを数えたり、飛行方向などを調べたりしました。

速報値では幼鳥1羽を含む45羽を観測したとのことで、釧路周辺の子どもたちは 「昨年より多いと聞いて嬉しかった」と話しているようです。

とは言え、増えすぎてしまうと問題視されてしまうタンチョウヅル…。 自然との共存の課題が垣間見えたニュースでした。


 執筆:街コミNAVI編集部
イオン北海道がトラック運転手不足の2024年問題を受け釧路で海上輸送実証実験開始
イオン北海道は、2024年問題であるトラック運転手の不足に対処するため、海上輸送への置き換えを試...