皆さんは、自分が住んでいる地域の歴史はご存知でしょうか？自分の住んでいる町が いつからその名前になったのか、など、調べだすと地域の歴史というのは面白いものが あります。

山梨県甲府市は、2019年に、開府500周年を迎えるにあたり 「こうふ開府500年」記念事業が推進されることになっていて、1月25日に甲府市内のホテルで 実行委員会の設立総会が開かれました。 1519年、武田信玄の父であった信虎は、躑躅ヶ崎（現武田神社）へ居館を移し 家臣をその周辺に集住させ、商職人町の設定や寺社の創建、市場の開設などを進め 大規模な城下町の整備に着手しました。

これにより甲斐の新府中「甲府」が誕生したとされていて、2019年はその開府500周年。

現在甲府市では、少子高齢化に伴う人口減少が続いていることもあり、この500周年を機に 改めて甲府の歴史や魅力や強みを発見し、内外に発信していこうという目的をもって 記念事業を推進しています。

さらに、その2年後となる2021年には、甲府にとっても日本の歴史にとっても重要な 人物である、武田信玄の生誕500周年を迎えるということで、この2019年～2021年にかけて 記念事業を開催する予定としているそうです。

昨年には、ロゴマークやキャッチフレーズも募集され、すでに記念事業のPR動画の公開なども 始まり、少しずつ準備が進められています。また、紀伊年事業の期間中に 東京オリンピック・パラリンピックを迎えるということもあって、外国人観光客も 取り込んでいきたいと考えているということです。

当たり前ですが、100年に一度しか祝えない数百周年記念のイベントに立ち会えるのが 楽しみですし、甲府市にも立派なイベントになるよう頑張ってほしいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部