なんとも胸が締め付けられるニュースですが 東日本大震災で妻を亡くした宮城県女川町のバス運転主（57）が 潜水士の国家資格を取り、海に飲まれたとされる妻の亡骸を探しているそうです。 おそらく、彼には奥さんの声が聞こえているんでしょうね。

暗く深い海の底に閉じ込められた彼女の声を聞き どうしても出してやりたいという思いから 彼女を探す長い旅に出たのでしょう。

その為に必要なダイバーの資格を取り 休日は彼女を探し、毎日海に潜っているのかもしれません。

それは彼のしたい事ですし 気持ちは大変分かります。 しかし、こういうのってマスコミ好きなんですよね。 美談と言いますか、そもそも悲しい人が好き。

判官贔屓ってヤツです。

耳の聞こえないニセクラシック作曲家なんてのも メディアが持ち上げすぎた事が原因だし それによってCDを買わせたと言って良いでしょう。

朝日新聞なんかは 散々、耳の聞こえないニセクラシック作曲家を持ち上げる 記事をかいておきながら

結果的に嘘だと分かると 「買う人にも問題がある」とか言ってたそうです。

・・つまり新聞を信じるヤツがバカだって言ってるのと なんら変わらない事を自覚した方がいいでしょうね。

あ、すみません話がそれてしまいました。 とにかく日本人は美談が好きなのですが メディアは必要以上に取り上げないようにしましょう。


 執筆：街コミNAVI編集部