テクノロジーやエンターテイメントが大きく進化した今の時代。歴史ある文化財や、由緒ある伝統なども、時代に合わせてそうした現代的なテクノロジーやエンターテイメントとコラボレーションする時代ですよね。

古き良き日本の文化とはいえ、ホームページやプロモーションビデオなど、インターネットを使ったPRがなければ今の時代の中では取り残されてしまいます。滋賀県彦根市では、今年開催される「国宝・彦根城築城410年祭」のプロモーションビデオ「彦根に集え！」が作られ、話題を集めています。 国宝・彦根城築城410年祭は、今年の3月から年末にかけて、彦根市が街を挙げて盛り上がりを演出するというイベントで、10年前の400年祭の時には、あの、ゆるキャラブームを巻き起こした伝説のキャラクター「ひこにゃん」も誕生しました。

今回、作成されたプロモーションビデオは、クリエイティブチームCEKAI（世界） / TYMOTE（ティモテ）の井口皓太さんがディレクション。

楽曲プロデュースにHIFANA、ラップに鎮座DOPENESS、そしてボーカルにKeycoが参加し、アートディレクターMAHAROによるモダンな「和」のグラフィックも重ねられて文化財のプロモーションとしては非常に”攻めた”ものになっています。

開催期間中は城内や城下町で特別企画展が開催されたり、参加型のイベントが開催されたり、今年秋公開予定の映画「関ケ原」とのコラボレーションイベントが行われたりと、様々な企画が予定されているということなので、みなさん是非今年は彦根に足を運ぶ計画を立ててみてはいかがでしょう？


 執筆：街コミNAVI編集部