皆さんの住んでいる地域には、お城はありますか？戦国時代に各地に建てられたお城はその地域の歴史の象徴でもあります。お城の周りの地域は城下町としての名残を残すところがほとんどで、お城はその町の象徴でもありました。

世界遺産登録されるお城もあったりと、世界的にも価値が認められるお城の、歴史的、文化的勝ちは計り知れないものがあります。

広島県三原市には、現存はしていませんが、かつて小早川隆景が築城した三原城がありました。その三原城が今年築城450年を迎えるということで、三原市では「瀬戸内三原 築城450年事業」という企画が進行しています。 観光のまち、三原を目指す三原市が、「魅力の再認識」「ブランドづくり」「集客の基盤構築」などを目標として勧めるこの事業。

三原城の築城450周年というのをきっかけに、三原市全体を盛り上げていこうという事業です。2月4日にオープニングセレモニーが「三原市芸術文化センター　ポポロ」で開催され、それを皮切りに、三原市全域で今年1年様々な催し物が行われるということです。 （一部、1月から開催しているものもあります。）

具体的なイベントは三原市のホームページに掲載されているので、是非チェックしてみてください。また、このイベントに先駆けて、小早川家から、小早川隆景に関する資料約40点が三原市に寄託されたということで、それらの資料も順次公開される予定だということです。

近年はこうした、地域の歴史祭をきっかけに町全体を盛り上げようというイベントも増えていますが、どれほどの結果をもたらすことが出来るのか、注目ですね。


 執筆：街コミNAVI編集部