2017.02.13.
酒かすを使った高槻のラーメン店
地域の活性化という近年の日本社会の風潮の中で、最近重要なトレンドとして注目されているのが、地産地消の取り組み。
地域で生産されたものを地域で消費するということは、地域住民が改めて地域について知る機会になり、地域に愛着を持つことが出来るといった効果も期待されますね。全国で、自治体主導で様々な地産地消の取り組みが行われていますが、最近では民間や、一般のお店などでも地産地消をテーマにしたメニューを提供するお店が増えています。
そんな中、大阪府高槻市では高槻の酒造で出た酒かすを使ったラーメンが人気を集め、話題となっています。そのラーメン店が「無双心 高槻店」です。
情報元ソース:産経新聞
ふんわり酒かすの香り 大阪・高槻「地産地消」ラーメン好評
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000064-san-l27
「無双心」は京都を中心に展開するラーメン店で、高槻店は2015年に開店した、大阪初進出となった店舗です。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000064-san-l27
話題となっているラーメンは「高槻國乃長(くにのちょう)ラーメン」。見た目には普通のラーメンですが、高槻市で江戸時代から続く老舗酒蔵「國乃長」の酒かすを使ったスープは独特の香りがするのだそうです。
地産地消にこだわったメニューを作りたいという店側の熱い思いから実現したメニューだそうですが、もとは京都から進出してきたチェーン店が、そうした地域に密着したメニューを考案したという話には胸が打たれるものがありますよね。
酒かすは12月~2月ごろの間しか出回らないということで、今年の年末から販売開始したところ、人気メニューに。
2月ごろまでの限定販売となってしまいますが、季節限定の定番メニューになっていくのでしょうか。これからの新メニューの取り組みなども含め、注目していきたいですね。
執筆:街コミNAVI編集部