日本には様々な食材があふれていて、各地域に特産品が存在していますよね。地域によって気候の差も大きい日本だからこそこれほど様々な作物が取れますが、現在は流通網の発達などもあり、全国どこにいても同じように食材を楽しむことが出来ます。

意外と、どの食物がどの地域の特産品なのかよくわかっていない、なんてこともよくありますよね。では、日本におけるレモンの一大産地というとどこだかわかりますか？それは広島県です。 広島県内では多くのレモン農家があり、様々なブランドレモンがありますが、そんな中でも尾道市はレモンの産地としてとても有名で、さらに中でも尾道市瀬戸田町は日本のレモン栽培発祥の地ともいわれています。

そんな尾道市のブランドレモンである「ハートレモン」が、現在収穫真っ盛りだそうです。

「ハートレモン」は、その名の通り、切ると切り口がハート型になるレモンで、レモンの実がまだ柔らかくて小さい時期にハート形の型に入れて育てて作っているのだそう。18年前から栽培していて、3年前には新しい型枠も開発してより形がいいレモンを高確率で栽培できるようになったそうです。

メディアなどでも取り上げられ、尾道や広島のみならず全国でファンが増えているみたいですよ。

料理に使ったり、紅茶にいれたり、色々な使い方ができますし、今の時期だとバレンタインのお菓子に取り入れるのもいいのではないでしょうか？プレゼントや、お客さんが来た時に出すと盛り上がること間違いなしです。

尾道や広島以外でも東京や大阪の市場などにも出荷されているということなので、興味のある人は是非入手して食べてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部