現在、一大ブームとなっている「猫」。猫は昔からペットとして愛されてきましたし、代表的なペットですが、ここ最近の過熱具合はすさまじいものがありますよね。

猫カフェや、猫に関連する写真展や美術展、雑貨市なども人気を博す中、広島県尾道市で開催されている猫関連の展覧会が、ネット上を中心に話題となっているのを皆さんは知っているでしょうか？ 話題となっているのは尾道市立美術館で3月18日から5月7日まで開催されている「招き猫亭コレクション 猫まみれ展」。

猫を愛する美術コレクター「招き猫亭」のコレクションから、古今東西の巨匠たちの描いた猫の絵などを展示するこの展覧会。これまで全国各地で開催され、多くの猫好きたちに絶賛されてきたこの展覧会が尾道市で開催されているのですが、仲間の猫がいると勘違いするのか、美術館周辺に住んでいる猫がやってくるという珍事が発生しているのです。

先月19日には野良猫がやってきて猫の銅像が見入ったり、22日には黒猫が館内に入ろうとして警備員に止められ、それでもまた入ろうとして―という攻防戦が繰り広げられたり…。

そして、その様子を美術館の警備員さんが撮影してツイッターに投稿。大きな反響が巻き起こっているのです。ちなみにこの2匹の猫、数年前から美術館に現れるようになり、昨年猫写真家である岩合光昭さんの写真展の際にも現れていたんだとか。

黒猫の方は、実は近所の飼い猫なのだそうです。今なら猫の展示を見に行って、本物の猫にも癒されることができそうです。猫好きの皆さん是非、尾道に足を運んでみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部