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2017.05.02.

大崎の鳴子こけしが海外進出


外国人観光客が増え、オリンピックも控える中、日本の伝統工芸や伝統芸能などの文化に対する世界からの注目度が上がっています。しかし、その反面伝統工芸や伝統芸能などは継承者不足や地域の衰退などの問題もあり、全国的に衰退してしまっている現状がありますよね。

全国各地でそうした伝統を絶やさないように努力している人たちもいますが、最近では、日本文化を評価してくれる海外に活路を見出す人たちも増えています。

宮城県大崎市では、伝統工芸のこけしの販売を海外で進めるお店が出てきて、注目を集めています。
情報元ソース:河北新報 <鳴子こけし>パリに出展 海外に活路求める
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170421_12003.html
そのこけし店の名は大崎市鳴子温泉の「桜井こけし店」です。

鳴子町(現在は合併して大崎市)は、最も古いこけしの生産地として知られていて、複数のこけし店や日本こけし館という施設などもありますが、地域のこけし産業は衰退をたどっています。

桜井こけし店は昨年「みやぎの中小企業マーケティング活動支援事業」に参加し、海外マーケティングを行ったり海外向けのホームページ制作を行ったりして、海外に向けた取り組みを行ってきました。

そして、今年一月に行われたパリのインテリアデザイン見本市に出展。伝統的なこけしだけでなく海外向けに制作した新作も用意して臨んだところ、あの「ポール・スミス」など、海外企業との取引につながり、現在では10社以上の海外企業と取引を行うほどの反響になっているのだとか。

大崎から世界へはばたいたこけし。海外旅行で大崎のこけしをお土産に買う、なんて日が来るかもしれません。

海外で日本の伝統工芸が評価されるのはうれしい反面、私たちももっと自分の国の伝統に興味を持たないといけないなと思わされますね。


 執筆:街コミNAVI編集部