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2017.05.16.

宮城にてツキノワグマの捕獲上限が引き上げ


皆さんは本物の熊に出会ったことはありますか?都会に住んでいる人や、山の近くに住んでいない人はほとんどの人が出会ったことがないのでしょうし、出会ったとしても登山の時に偶然目撃したというくらいのものではないでしょうか。

しかし、クマが出没する地域に住む人たちにとっては力の強いクマの存在は日常の脅威ですし、林業や農業を営む人たちにとっても脅威となります。クマに限りませんが、最近ではこうした動物がエサを求めて住宅街に降りて来るというニュースもあります。

そんな中、宮城県では先日新たな管理計画が発表され、ツキノワグマの狩猟と有害駆除による捕獲数の上限が引き上げられたのだそうです。
情報元ソース:河北新報 <ツキノワグマ>宮城 捕獲上限200頭に引き上げ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170511-00000017-khks-soci
ツキノワグマは人間にとって脅威となりますが、とはいえ自然の生き物ですし、世界的にも絶滅の恐れがある地域個体群にも指定されているので、乱獲をすることもできません。

そこで宮城県では数年に一度、ツキノワグマの個体数の調査を行い個体数を維持するよう取組を行っています。

2014年度の調査では、それまでの調査よりも正確な調査法に変えたところ認識されている個体数が2008年度の401~896頭から1,199~2,147頭に激増。さらに、昨年度のツキノワグマの出没件数はその前年に比べて504件から1,642件へと3倍になっているということもあり、年間捕獲上限が、これまでの50頭から200頭へと引き上げられたということです。

動物を殺すことに抵抗を感じる人もいると思いますが、地域で済む人にとっては命を脅かされる話ですから、難しい問題ですよね。

なんとか住み分けができるような環境が作れないか、考えないといけないなと思わされます。


 執筆:街コミNAVI編集部