近年、パソコンやスマートフォンなど、IT関連で急速に聞くようになった「クラウド」という言葉。皆さんの中にもDropboxなどのクラウドストレージを利用しているという人は多いのではないでしょうか？

乱暴な説明ですが、簡単に言えば利用者のパソコンなどの端末ではなくサービス提供者側の持っている場所（サーバー内）で作業を行ったり、データを保存したりすることですが、最近はそんなクラウドを使ったサービスが急速に進化していますよね。

クラウド関連のサービスを行う会社も増えてきていますが、そんなクラウド関連サービス会社の1つ「テラスカイ」が、新潟県上越市に新たにサテライトオフィスをオープンしたことが話題となっています。 そんなテラスカイと上越市は、総務省が実施している地方創生に向けた「ふるさとテレワーク推進事業」に「城下町高田の快適な生活環境と事業環境をいかしたサテライトオフィス設置事業」という取り組みを共同提案していて、2016年7月に推進事業に指定されました。

上越市の町屋を改修したオフィスは4月17日から開業していて、東京から移住した社員が常駐し、サテライトオフィスの実証実験としての出張先や合宿先としての受け入れも行うとのこと。

地方創生の一環としての事業ということで、地元上越での新卒採用なども積極的に行う予定だそうで、4月29日には就職説明会を兼ねたセミナーを開催。クラウドといえばテレワークに最も関連のある技術ということで、このテラスカイの取り組みがどのようにこの先実を結んでいくのか、注目が集まっています。

上越市で就職を控えている人はチェックしてみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部