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2017.05.22.

島田市の小規模茶農園を援助


お茶と聞くとどんな地域のことを思い浮かべますか?

やはり静岡県のことを思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。誰もが知る日本一のお茶の産地・静岡。その中でも島田市は日本茶の一大産地として有名です。

しかし、近年はお茶業界もほかの農業などと同じく、茶価の低下などで厳しい状況が続いているのだそうです。そうした状況の中、島田の茶農家の人たちは区画整備などをきちんと行い、生産性のアップの必要に迫られていますが、小規模の農家はその整備を行う資金の捻出にも苦しんでいるという現実があります。
情報元ソース:@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 小規模茶園整備に本腰 意欲ある農家後押し 島田市と静岡県
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00000021-at_s-l22
そうした現状を打開するため、島田市が静岡県とともに、小規模農家の基盤整備を行う取り組みを実施しているのだそうです。

現在そのモデル地区として、島田市金谷西原地区の若手農家と協力して区画整備の新たな手法の実証実験を行っていましたが、それが成功を収め、今後ほかの農家にもこの手法を広めて区画整備を行っていくということです。

この取り組みは前出の若手農家が提案して実現したもので、市と県が国の助成金などをうまく配分することによって区画整備にかかる費用のうち、農家が負担する額を全体の10%程度にまで抑えることができたということです。

島田市のみならずほかの自治体での活用も視野に入れることができますし、お茶以外の農作物にも活用法があるかもしれません。

日本の伝統文化として海外からの評価も高いお茶の文化を盛り立てていくためにも、これから頑張ってほしいですね。


 執筆:街コミNAVI編集部