2020年の東京オリンピック。公式ユニフォームがどうなるか、そして競技場がどうなるかなど課題も山積していますが、いざ開催されるとなると楽しみにしているという声も聞かれます。

さて、そんなオリンピックのギリシャ代表のホストタウンに登録されているのが埼玉県三郷市なのです。 そんな三郷市の三郷市立北中学校で14日と15日、中学校2年生約170人に「オリンピック教室」が開かれました。

オリンピックとは何たるか？ということを教えつつ、中学生に努力の喜びを教えるような面白い授業が行われたようですよ。

講師を務めたのはトリノ冬季でボブスレー代表だった長岡千里さん、シドニー夏季サッカー代表の酒井友之さん、北京夏季競泳代表の宮下純一さんの3人です。本物のオリンピック代表に会えるとあって、生徒たちも気合十分。実際に運動のコーチをしてもらったり、座学で自分の体験を話したりと、貴重な機会になったようです。

スポーツに限らず、「東京オリンピックまでの3年間でいろいろなことに挑戦してほしい」と話したのは宮下さん。生徒たちからも「常に上を目指す姿が自分と重なった。見習って練習に励んでいきたい」などのポジティブなコメントがたくさん出ていました。

この3年間を通して彼らが成長することによって、三郷市を訪れたオリンピック選手が目を輝かせるような街に変貌しているかもしれませんね。三郷市の子どもたちの明るい話題でした。


 執筆：街コミNAVI編集部