皆さんの住んでいる地域には、地域に縁のある歴史上の人物はいますか？

全国各地にゆかりの人物はいると思いますが、やはり戦国武将などが地域ゆかりの歴史上の人物として真っ先に思い浮かぶという人も多いのではないでしょうか。現在の県などの自治体のおおもとは戦国時代に形成されていったという部分も大きいですし、これは自然なことですよね。

そんな中、新潟県上越市では地元を代表する戦国武将である上杉謙信を祀るお祭り「謙信公祭」が例年開催されていて、今年も第92回謙信公祭が開催されました。 謙信公祭は、1926年9月13日、当時の高田市・直江津市・春日村（すべて現・上越市）の各青年団の主催により、春日山神社で初めて開催され、以来戦中戦後も含め一度も中断されることなく開催され続けているお祭りです。

今年は前夜祭である8月25日から27日まで開催され、春日山神社や上越市役所春日の市役所などの会場で、地元の子供たちや小中学生から大人まで、全世代が様々な演目を繰り広げました。

歴史あるお祭りで戦国武将をまつるお祭りだけあって、太鼓の演奏や銃剣道の武道披露や演武など、日本や上越の文化を感じることのできるお祭りにもなっていて、上越市内外から例年20万人以上の人が訪れています。ちなみにこのお祭りでは、2007年のNHK大河ドラマ風林火山で謙信役を務めたガクトさんがこれまで7回出演してきたことなどでも知られていますが、今年はガクトさんの参加はなかったそうです。

数年後には100回の記念の回にもなりますし、皆さんも是非一度、参加してみて下さいね。


 執筆：街コミNAVI編集部