近年全国各地で地域の活性化に向けたキャンペーンが行われていますが、そうした活動の中でも特に最近流行しているのが、プロモーションビデオの製作ですよね。

テーマやクオリティ、制作者などは様々ですが、地域の魅力や文化を発信し、地域を活性化させようという思いで多くのビデオが作られています。

そうした中、香川県高松市では、高松の特産品である盆栽をテーマにしたビデオが話題を集めています。 そのビデオの名は「盆栽たいそう～国宝級になりたいな～」。頭に盆栽を乗せた人たちがオリジナル音楽に合わせて踊りながら市内や県内の名所を紹介していくこのプロモーションビデオ。

昨年の7月にフランス・パリで開催されたJAPAN EXPOに合わせて製作され、YouTubeでも公開されて一部で話題となっていましたが、今年ハリウッド・ドリームズ国際映画祭に出品し、数万点のエントリーの中から「ベストヤングパフォーマー賞」と「ベストミュージックビデオ賞」を受賞したということで再び注目が集まっているのだといいます。

高松市は日本一を誇る盆栽の街で、高松市西部の鬼無・国分寺地区の松を中心にした盆栽作りは、江戸時代の後期に始まったといわれています。

香川といえばうどんを思い浮かべがちですが、これからは香川といえば盆栽という認識も広まっていくかもしれません。主演する子役の大里菜桜さん（9歳）の夢はハリウッド女優ということなので、今のうちから未来のスターをチェックするのも兼ねて、皆さんも是非、一度ビデオを見てみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部