皆さんの住んでいる地域には、ご当地グルメはありますか？

どんな地域にも地域特有の郷土料理などはあると思いますが、それをブランド化して、ご当地グルメとして地域のPRに利用していく動きも近年は流行していますよね。

新しいご当地グルメの開発なども進められていますが、千葉県我孫子市では、10年ほど前に誕生した「白樺派のカレー」というご当地グルメが最近、注目を集めています。 我孫子市の手賀沼周辺には、かつて白樺派の文人たちが多く住んでいたことで有名ですが、その文人たちに柳宗悦の夫人・兼子がカレーを振舞っていたといわれることから、そのレシピを参考にして生まれたのがこのカレー。

ルーに隠し味として味噌を加えたカレーで、現在「白樺派のカレー普及会」がルールを定めてご当地グルメとしてきっちりと管理を行っています。

我孫子市では、8月10日はそんな白樺派カレーの日となっているそうで、今年の夏は地元の川村学園女子大学と協力して開発した「白樺派のカレー 川村学園女子大学バージョン」という新商品が発売されたそうです。

安孫子産のトマトジャムを隠し味に使っているということで、レトルト商品として我孫子市内のスーパーを中心に全国のスーパーで展開しているとの事です。

通販サイトで購入することもできるので、気になる人や、近くのスーパーで見つけられなかった人は是非、一度チェックしてみてください。白樺派カレーの更なる進化に期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部