全国各地の自治体が地域の活性化に向けて様々な取り組みを行っている現在ですが、今やほとんどの人が持っているスマートフォンを活用した観光客向けのサービスも増えてきていますよね。

日々テクノロジーが進化を続け、スマホでもいろいろなことができようになってきていますが、千葉県我孫子市ではAR（拡張現実）技術を用いたガイドブックが発行され、話題となっています。 そのガイドブックの名は「ABI ROAD」です。

我孫子で1日を過ごすための観光、お土産、イベントなどの情報を掲載した、あびこガイドブックとして2014年に初めて発行されたガイドブックですが、今回新たにAR機能をつけて改訂版を発行。

さらに海外からの観光客向けに、英語版、中国版に加え新たに韓国語版も作成しました。ガイドブックの内容としては、これまでの観光地などの内容をアップデートした形ですが、注目はやはりAR機能。

ARに対応している写真にスマートホンをかざすと、そのスポットに関連するCMなどの動画が見られるようになっているのだそう。

普段から我孫子市について取り上げているテレビ局などと協力することで、ハイクオリティな映像を使用しながら、使用料を無料に抑えることができているのだとか。

こうした最先端の技術をどのように活かしていくかがこれからの地域づくりにも重要となってくることは明白ですし、我孫子市のこれからの戦略、全国の自治体の取り組みに期待がかかるところです。


 執筆：街コミNAVI編集部