季節はすっかり秋となってきましたね、秋といえばやはり食欲の秋。という人も多いのではないでしょうか。

日本全国で様々な秋の味覚が収穫されるようになり、店頭などにも並ぶようになってきていますが、やはり秋の味覚の代表格の1つとして多くの人が思い浮かべるのは、サンマですよね。

福島県いわき市でも、いわきの名産であるサンマを使った加工食品などが出荷開始しています。 いわき市の小名浜のサンマは、鮮度もおいしさも抜群の福島みやげとして高い知名度を誇っていますが、東日本大震災で壊滅的なダメージを受けました。

そこで、いわきでは水産加工業者などが「小名浜さんま郷土再生プロジェクト」として、サンマの復活に取り組んでいます。

キリングループの「復興応援キリン絆プロジェクト」の水産事業助成を活用したこのプロジェクトは、サンマを使った郷土料理で地域を盛り上げようじゃないかというもので、今年も早速、サンマの加工食品を作りました。

出荷が始まったのは「さんまポーポー焼き」と小名浜発祥の「さんまふわっとみりん干し」

ポーポー焼きとはミンチにしたサンマをネギやショウガなどと混ぜて焼く練り物。どちらも水揚げしたサンマを24時間以内に加工することで鮮度を保ち、青臭さも抑えているといいます。これらの商品はいわき市内で販売されているということなので、いわきの人はもちろん、県外からいわきを訪れた人にも食べてみてほしいですし、いわきには行けなくても、ポーポー焼きやみりん干しを食べられるお店などは皆さんの地元にもあるかもしれないので、是非チェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部