寒い季節には、風邪の予防も兼ねて ネギを食べるのが良いとされていますよね。

そんなネギの産地の一つで、日本のネギブランドの1つである 「深谷ネギ」をご存知ですか？

関東以外の方には、あまり馴染みが無いかもしれませんが 埼玉県深谷市では今が旬の深谷ネギが大量に出荷されています。 ちなにみ、深谷ネギは 深谷市のマスコットキャラクター「ふかっちゃん」の角にもなっているんですよ。

そんな中、風邪予防をしてもらおうと 埼玉県の宝登山小動物公園のニホンザル77頭に、深谷ネギがプレゼントされたそうです。

今が旬の深谷ネギをサルに食べてもらい 風邪予防に役立ててもらおうと、深谷市農業応援議員連盟が企画したんですね。

小雪が舞う中、飼育員が飼育展示場にネギが入ったバケツをおろすと サルたちは、我先にネギを奪い取っていったそうですよ。

両手にネギを持ったサルは、口いっぱいにほおばり おいしそうに食べていたということです。

やっぱり深谷ネギのおいしさは、サルでも分かるのかもしれませんね。

この取り組みは 東京の多摩動物公園で風邪予防として、サルにネギを与える取り組みがあるのを知り 深谷市農業応援議員連盟が「藤沢ねぎ掘取機組合」と深谷市が協力して 「深谷ネギ」の消費拡大のPRも兼ねて、2009年から始めたそうです。

宝登山小動物公園の園長は 「寒いときは鼻水など風邪の症状を示すサルもいる。ネギをいっぱい食べて1年間健康に過ごしてほしい」 と話しているそうですよ。

この寒い季節は、人間でも鍋などでネギを食べる機会が増えますね。 栄養たっぷりのネギを食べて、このサルたちのように（？） 今年も健康に過ごしていきたいものです。


 執筆：街コミNAVI編集部