日本の各地にはさまざまな寺社仏閣があり 様々なご利益や由来がありますよね。

そんな中でも 安産とマムシ除けの神様と知られる津山にある「福力荒神社」をご存知ですか？

この神社で19日より「福力荒神社大祭」が始まり 県の内外から多くの参拝客が訪れたそうです。 この津山にある「福力荒神社」は、スサノオノミコトを御祭神とする神社です。

初代の津山藩主、森忠政の娘は、難産の際に同神社に祈願をして 無事に安産になったという故事や 森家の家臣がマムシにかまれた際に参拝して全快したことなどから 安産とマムシ除けにご利益がある神社として知られているそうです。

そんなご利益がある津山の福力荒神社で行なわれる「福力荒神社大祭」では 神社周辺に約150もの露天が並び多くの人が訪れているようです。

そんな中でも、皆さんのお目当ては 神社境内で売られている「御浄砂」で、これを持ち帰り家や田畑の周辺に撒いておくと マムシが寄り付かないと言われているんですよ。

連日、津山の限らず 他県からもたくさんの参拝客が訪れているそうです。

現代では、マムシは見かけることはほとんどなくなってしまったかもしれませんが 農業や林業などをされている方にとっては今でも身近にいるとても危険な毒蛇であるので このようなご利益がある神社というのは 農業などを生業にされている方にとっては、大変ありがたい神社なのかもしれませんね。

村の守り神と言えるでしょう。

また、「福力荒神社」は安産祈願のご利益もあるということなので 夫婦で参拝に来られる方もたくさんいたのではないでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部