最近では働き方改革という言葉が浸透し、これまでとは違った価値観で働く人が増えてきましたね。環境がこれまで以上に整ってきたということもあって、起業する人も増えてきています。

そして、そんな起業家を支援することで地域を活性化させようと試みる自治体も増えてきています。

具体的に創業支援の政策を実施する自治体も増えてきていますが、茨城県取手市では、創業支援について他の自治体と連携していこうという動きも進められています。 取手市では、「起業家タウン取手」を目指し、起業タウン構想を推進プロジェクトが近年進められてきていて、国からも創業支援事業計画の認定を受けてきました。

具体的には、市内に事業所を新設する場合に支援制度が用意されていたり、取手駅近くにレンタルオフィスを設置したり、セミナーを開催するなどの取り組みが行われ、この11月には駅ビルに創業支援のチャレンジショップがオープン。

急速な勢いで創業支援制度を充実させています。さらに今回は、お隣の竜ヶ崎市との連携を発表。チャレンジショップの開店と同じ11月14日に、協定の調印式が開催されました。

竜ヶ崎市も取手市と同じく創業支援に現在力を入れている地域ということで、両市の開催するセミナーや設置しているレンタルオフィスなど、様々な点での連携を行っていくということです。

自治体同士の連携は最近増えてきていますが、創業支援に関する協力関係はまだ多くないですし、地域ぐるみで創業の盛んな地域として頑張っていってほしいところですね。


 執筆：街コミNAVI編集部